雪深い山間に建設された実験施設で事故が発生。グッドウィン隊長(ユーリ・クッシェンコ)率いる国の特殊部隊が召集を受ける。今回集められた隊員は5年前に隊長のやり方が気に入らず、退役したスキフ、リサ、フェスティバル、リューバ、パイ、スパムの6人であった。再び政府に召集された意図が全く分からないまま、彼らは戸惑いながらも施設に赴く。しかし、そこで出会ったのは、ウイルスによって汚染された研究者たちだった。彼らは記憶に関わる脳細胞が損傷を受け、生存本能だけが残った獣と化していた。あらゆる生き物が脅威となり、手に取るもの全てをエサにしようとするが、やがて中枢神経を侵されて死んでいくのであった。“生物兵器”の群れが、容赦なくグッドウィンたちに襲いかかってくる。部隊員は訓練によって習得したロシアン格闘術“コマンド・ガン・サンボ”を駆使して応戦。死闘の末、なんとか生き残った隊員たちであったが、すぐに帰還することは許されなかった。遠征規則第78項には「感染拡大を防ぐため、治療不能時の帰還を禁ず。隊は自己抹殺せよ」とあった……。