ソウル・ソサエティの王族の秘宝「王印」の警護の任についていた日番谷(声:朴[王路]美)率いる十番隊は、運搬中に謎の一団の襲撃にあって「王印」を奪われてしまう。その時、襲撃の首謀者と直接刃を交えた日番谷がいきなり隊を飛び出してしまった。それから数日後、現世で日番谷逃亡の報を受けた一護(森田成一)は、この事件に関するソウル・ソサエティの対応に不審を感じる。その頃、傷ついた日番谷が発見され黒崎医院に運ばれていた。何も語ろうとしない日番谷。そして行き違いの果てに一護と日番谷はついに剣を交えることになる。戦いの最中に突然謎のホロウが乱入し、日番谷を迎えに来たという。それを否定しない日番谷に衝撃を受けた一護は、隙を突かれて敗北してしまう。負傷した一護はルキアと恋次に助けられる。二人は十番隊副隊長の乱菊に頼まれて密かに日番谷を探しに来たのだった。日番谷の残した「クサカ」という言葉と謎のホロウを手掛りに現世とソウル・ソサエティに別れて事件を追う一護たち。恋次はその昔、クサカという死神がいたことを突き止めるがクサカはすでに死んでいた。時を同じくして現世に派遣された日番谷捜索隊が日番谷本人によって撃退されるという事件が起こった。日番谷への疑いは高まり、ソウル・ソサエティは日番谷処罰命令を下した。果たして日番谷は本当に裏切ったのか?全ての死神を巻き込んだ戦いが今始まる。