無差別攻撃によって部下を失ったローソン司令官(スティーヴン・セガール)は、麻薬組織撲滅のために立ち上がる。トップクラスの生化学者である恋人のティア(リサ・ラヴブランド)は、軍の化学兵器研究プログラムの責任者を務めており彼を助けようとするが、そこに最強の敵が立ち塞がる。それは、軍の極秘研究によって生まれた、新薬CTXでDNAを変異させ常人の数倍もの身体能力を持つ殺人マシーンだった。彼女の力でも解明が難しい強力な薬によって肉体が進化した超人と、ナノグラファイト製の特殊ナイフを両手首に装着したローソンが、廃墟と化した大聖堂で死闘を繰り広げる。同時にパリ全土を標的とする細菌テロの恐怖が迫る。果たして、ローソンは最強の敵を倒し、テロを阻止することができるのか……。