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アズールとアスマール

  • あずーるとあすまーる
  • Azur Et Asmar
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  • 平均評点

    75.4点(35人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    21

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル アニメーション / ドラマ
製作国 フランス
製作年 2006
公開年月日 2007/7/21
上映時間 99分
製作会社 ノール・ウェスト・プロデュクシオン=ストゥディオ・オー=フランス3シネマ=ローヌ・アルプ・シネマ=アルテミス=プロダクシオン=ラッキー・レッド=ザオリメティア=アンテュイシオン・フィルム
配給 三鷹の森ジブリ美術館
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督ミッシェル・オスロ 
日本語版演出高畑勲 
脚本ミッシェル・オスロ 
原作ミッシェル・オスロ 
台詞ミッシェル・オスロ 
エクゼクティブ・プロデューサーイヴ・マシュエル 
ジャン・ジャック・ベナム 
プロデューサークリストフ・ロシニョン 
日本語版制作プロデューサー内野友美 
デザインミッシェル・オスロ 
背景アンヌ=リズ・ルルドレ・コール 
音楽ガブリエル・ヤーレ 
スアド・マッシ 
日本語版録音木村絵理子 
音響トマ・デジョンケール 
シリル・オルツ 
日本語版ポストプロダクション稲城和実 
古城環 
津司紀子 
西原彩夏 
日本語版整音井上秀司 
助監督エリック・セール 
日本語版翻訳高畑勲 
豊川恵美 
日本語版スーパーバイザー武田美樹子 
監修エティエンヌ・ペシュー 
ピエリック・ブロー 
日本語版監修高畑勲 
プロデューサー補フィリップ・ボファール 
ジャック・ブレド 
資金調達ダニエル・マルケ 
ポストプロダクションジュリアン・アズレー 

キャスト

出演(声)シリル・ムラリ (声)Azur
カリム・ムリバ (声)Asmar
ヒアム・アッバス (声)Jenane
パトリック・ティムシット (声)Crapoux
ファトマ=ベン・ケリル (声)La princesse chamsous sabah
ラヤン・マジュブ (声)Azur enfant
アブテルセレム=ベン・アマル (声)Asmar enfant
浅野雅博 (声)Azur
森岡弘一郎 (声)Asmar
香川照之 (声)Crapoux
玉井碧 (声)Jenane
岩崎響 (声)La princesse chamsous sabah

解説

かつて栄華を誇った中世イスラムを舞台に、少年たちの自立と成長を描くアニメーション映画。脚本・監督は「キリクと魔女」でフランスアニメ界最大のヒットを生み出したミッシェル・オスロ。日本語版監修・翻訳・演出は「キリクと魔女」でもオスロ監督と手を組んだ「火垂るの墓」の高畑勲。出演は浅野雅博、森岡弘一郎、香川照之、他。

あらすじ

青い眼を持つアズールと黒い瞳を持つアスマール。アラビア人の乳母ジェナヌのもと、アズールはヨーロッパの領主の子、アスマールは貧しい他国者の乳母の子と身分の違いはあっても、ふたりはおやつもお乳も子守唄も半分ずつ。まるで兄弟のように暮らしていた。しかし身分も人種も違えば、生活は異なってくる。立派な服を着て、剣道に乗馬にダンスにと忙しいアズールに対して、それを見ているだけのアスマール。お互いの違いがケンカの種になるのもしょっちゅうだったが、困った時は助け合う本当は仲の良いふたり……しかし別れは突然やってきた。アズールが寄宿生活をすることになり、領主はジェナヌとアスマールを屋敷から追い出してしまう。時は流れたが、成長したアズールはジェナヌの唄っていた子守唄を忘れることができない。その歌に出てくる「ジンの妖精」を救うため、海を渡ることを決意する。辿り着いた憧れの国で最初に耳にした言葉は「青い眼は不吉」。遠いイスラムの地で仕方なく盲目のふりをして暮らすアズールだったが、旅の途中、聞き覚えのある声を耳にする。すぐにジェナヌだとわかるも、商売で成功し、大富豪になっていたジェナヌは、物乞い同然の青年をアズールだとは気付かない。そこでアズールは、幼い頃にジェナヌに聞いた子守唄をアラビア語で唄ってみせる。ジェナヌもアズールと気付き、再会に涙を流す二人。そこへアスマールが帰ってくる。彼は「ジンの妖精」を救うため、明日旅立つという。自分も行きたいと名乗り出るアズールだが、アスマールは過去の恨みから別々に旅をすることを主張する。ひとまず一緒に行動することになったが、しかし度重なる危険の中で、アスマールは兄弟のように仲が良かったころの感情を取り戻していく。旅の果て、彼らは2つの門へ辿り着く。どちらが「ジンの妖精」のいる場所へと続いているのか、そしてアズールとアスマールはどういう選択をするのであろうか。

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2007年8月下旬号

劇場公開映画批評:アズールとアスマール