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紀子の食卓

  • のりこのしょくたく
  • Noriko's Dinner Table
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  • 平均評点

    72.5点(277人)

  • 観たひと

    495

  • 観たいひと

    63

  • レビューの数

    39

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2006/9/23
上映時間 159分
製作会社 マザーアーク
配給 アルゴ・ピクチャーズ
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督園子温 
脚本園子温 
原作園子温 
エグゼクティブプロデューサー諸橋裕 
プロデューサー鈴木剛 
撮影谷川創平 
美術藤田徹 
音楽長谷川智樹 
録音池田和久 
編集伊藤潤一 
助監督天野修敬 
スチール黒田光一 
特殊造形西村喜廣 

キャスト

解説

家族関係に違和感を覚えた女子高生・紀子は家出をし、東京で<家族サークル>とも言えるレンタル家族の一員となる。既に崩壊した家族の姿を炙り出す、衝撃のホームドラマ。監督・脚本・原作は「自殺サークル」の園子温。主人公の島原紀子役に「雪に願うこと」での体当たりの演技が記憶に新しい吹石一恵。

あらすじ

島原紀子(吹石一恵)は平凡な女子高生。妹・ユカ(吉高由里子)、新聞記者の父・徹三(光石研)、母・妙子の4人家族。紀子は田舎でくすぶっている自分や、家族との人間関係に苛立ちを感じていた。そんな中、“廃墟ドットコム”という全国の女の子が集まるサイトを見つけた紀子は、そこで「ミツコ」と名乗り、ハンドルネーム「上野駅54」や他の仲間たちと知り合う。彼女たちとなら何でも分かり合えると感じた紀子は、ある夜、家出して東京へ向かう。東京で紀子は「上野54」ことクミコ(つぐみ)と知り合い、彼女が経営する<家族サークル>とも言えるレンタル家族の一員となる。そこで紀子は「ミツコ」として<娘>の役割を演じながら、本物の<家族>との関係、本当の<自分>との関係を実感していく。2002年5月26日、新宿駅8番線プラットホームから女子高生54人が、ホームへと一斉に飛び込んだ。その謎を解く手がかりを、妹・ユカは“廃墟ドットコム”の中に発見する。女子高生54人が集団で自殺した次の日、54の赤い丸が増えていたことから、姉・紀子が54人の中にいるのではと想ったユカは、“廃墟ドットコム”の秘密をもって東京へ消える。ユカの失踪から2ヵ月後、母・妙子は自殺してしまう。徹三は、紀子とユカの消息を追ううちに、“廃墟ドットコム”のことを突き止めていた。紀子もユカも彼らの組織<家族サークル>の一員だと知った徹三は、友人に頼んでクミコを母親役、紀子とユカを娘役だとして指名し、クローゼットの中に隠れて彼らを見守る。彼らは、かつての幸せな家族団欒を取り戻すことができるのだろうか。

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2006年9月下旬号

REPORT:観客賞受賞「紀子の食卓」園子温監督 インタビュー