霊が見えること以外ごく普通の15歳の高校生・黒崎一護(声:森田成一)の前に、死神・朽木ルキア(声:折笠富美子)が現れた。死神は、現世の迷える魂を葬送し、悪霊を浄化する、魂の世界からの使者である。『虚(ホロウ)』と呼ばれる悪霊から家族を守るため、ルキアから死神の力を譲り受けた一護は、“死神代行”として戦うことになった。ある日、一護たちの住む空座町(からくらちょう)で、認識不明の霊生物=“欠魂(ブランク)”が 大量発生。一護とルキアの前に、不思議な死神の少女・“茜雫(センナ)”が現れる。彼女は何を問われても、自分のことを語ろうとしない。その頃、尸魂界(ソウルソサエティ)の空に 突如“現世の街”が映し出される。護廷十三隊に第一級警戒態勢が発令され、緊張が走る。現世と尸魂界で起きたこれらの出来事は、世界が崩壊する前兆とされていた。世界崩壊とは、現世と尸魂界の均衡が崩れ、ふたつの世界が一瞬にして消滅することだった。そして、一護の前に現れた巌龍率いる闇の勢力“ダークワン”たちの恐るべき謀略が動き出す。世界崩壊まであと一時間。一護たちはこの世界を守り抜くため立ち上がり、闇の勢力との最終決戦が始まる。