18世紀、ヴァンパイアが蔓延するルーマニアのとある村。レイン(クリスタナ・ローケン)は半分人間で半分ヴァンパイアの<ダムフィア>で、囚われの見世物になっている。レインはある晩、レイプされようとした時、眠っていた本能が覚醒。初めて人間の生き血を吸いサーカス団の友人までをも殺しかけたレインは、怒りと後悔の念に苛まれつつ森の中へ逃走する。一方、ヴァンパイアと闘う「業火の会」のウラジミール(マイケル・マドセン)、セバスチャン(マシュー・デイヴィス)、キャタリン(ミシェル・ロドリゲス)は、レインの事件を知り彼女を追跡し始める。レインは占い師に、父親は最強のヴァンパイアと恐れられているケイガン(サー・ベン・キングスレー)であること、そしてケイガンが母親を殺したことを教えられる。レインは、母親の仇をとるためケイガンへの復讐を決意する。レインは修道士から、伝説の“ベリアーの3つの遺物”のひとつである“目”を手に入れればケイガンに会えると示唆される。更にケイガンは遺物のひとつである“肋骨”を既に手に入れており、残る“目”と“心臓”を合わせ3つを手中にした時、世界を征服できるパーフェクト・ヴァンパイアが誕生してしまうことも知る。レインは“目”を手に入れ、危ういところをウラジミールたちに助けられる。<ダムフィア>として「業火の会」の檻に監禁されるレインだが、ケイガンへの復讐を語ることによって、次第に信頼関係が生まれていく。しかしレインたちが「業火の会」の砦を離れている隙に、ケイガンの部隊が砦を急襲。目的は自分であると確信したレインは、単独ケイガンの砦へと向かう。レインの父との戦いが始まった。