13年間、同じ町で育ったジファン(クォン・サンウ)とダルレ(キム・ハヌル)。ふたりは、顔を見合わせては喧嘩ばかりの、かけがえのない幼なじみ。ジファンは、世界的なアクションスターとなって映画に出演するのが夢。一方、女優志願であるダルレは、極度のあがり症のため人前で演技ができない。ダルレがジファンの親友ヨンフン(イ・サンウ)と、ジファンがジミン(チャン・ミイネ)と付き合うようになってから、二人の間に微妙なすれ違いが生まれ始める。ジファンの誕生日。ヨンフンとジミンの計らいで、ジファンとダルレは久しぶりに顔を合わせる。カラオケでデュエットするや、たちまち意気投合し仲直りしたふたりは、再び親友に戻り、永遠の友情を誓い合う。ダルレが映画の撮影現場で一世一代の名演技を披露している頃、ジファンもスタント・アクションに無事成功。ところが、ジファンは帰途、交通事故に遭う。一命は取り留めるものの、ジファンの右脚は切断、アクションスターの夢を断念しなくてはならなくなる。そんなジファンをダルレは励ますが、失意に沈むジファンは皆の前から姿を消す。旅先で、ダルレから渡されたビデオを見るジファン。そこにはハンディキャップを持っていても懸命にスポーツをする選手らの姿とジファンへの励ましの言葉があった。1年後、ジファンはシナリオを書き上げる。ヨンフンはそのシナリオを盗み見てしまい、ダルレに渡す。それは、ジファンとダルレの出会いからのことが綴られたラブストーリーだった。互いへの愛に気づいたジファンとダルレは、ようやく素直に向かい合う。そしてダルレは女優として、ジファンは映画監督を目指して奮闘するのだった。