男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

  • ゆみ
  • THE BOW
  • THE BOW

amazon


  • 平均評点

    72.5点(96人)

  • 観たひと

    184

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 韓国
製作年 2005
公開年月日 2006/9/9
上映時間 90分
製作会社 キム・ギドク・フィルム
配給 東京テアトル=ハピネットピクチャーズ
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督キム・ギドク 
脚本キム・ギドク 
製作総指揮鈴木径男 
池田史昭 
プロデューサーキム・ギドク 
製作補カン・ヨング 
撮影監督チャン・ソンベク 
美術キム・ヒョンジュ 
装置チュン・ソル・アート 
音楽カン・ウンイル 
音響チョン・ヒョンス 
編集キム・ギドク 
衣装キム・キュンミ 
メークアップキム・ギソン 
ライン・プロデューサーチャン・ソクビン 

キャスト

出演チョン・ソンファン The Old Man
ハン・ヨルム The Girl
ソ・ジソク College Student
チョン・グクァン Father of College Student
キム・イルテ Guy1
チャン・デソン Guy2
チョ・ソギョン Guy3
コン・ユソク Man1
ソ・ジェイク Man2
シン・テッキ Gentle Fisherman
キム・ミョンフン Fishermann1
イ・ジョンギル Fishermann2
キム・イェギ Fishermann3
ピョ・サンウ Fishermann4
カン・ウンギュ The Shipowner
ペ・ドヨン Fisherman
イ・ムナム Fisherman
チョン・モンウン Fisherman
キム・ブヒョン Fisherman
キム・ヨンジン Fisherman

解説

海に浮かぶ船の上で二人きり暮らす老人と少女の、至上の愛の物語。監督は「サマリア」と「うつせみ」で同じ年に世界3大映画祭の監督賞2冠(それぞれベルリン、カンヌ)に輝いたキム・ギドク。出演は「サマリア」のハン・ヨルム、「清風明月」のチョン・ソンファン、「四月の雪」のチョン・グクァン。

あらすじ

広い海の上にぽつんと浮かぶ1隻の漁船と、寄り添うように揺れるボート。そこは老人(チョン・ソンファン)と少女(ハン・ヨルム)の2人だけの世界だった。どこからともなく少女を連れてきてから10年、老人は少女のためだけに生き、大切に育ててきた。彼女が17歳になったら、2人は結婚式を挙げる。老人はボートで釣り客を運び、漁船を海釣りに開放していた。そして客の間で評判が高いのは“弓占い”だ。ひとつ間違えば命を落としかねない占い方法だが、少女と老人は信頼の絆で結ばれていた。ある日、少女が釣り客の1人である大学生らしき青年(ソ・ジソク)に、ひと目で恋をした。初めて老人に反発する少女。何度も船に足を運ぶ青年。少女の家族が捜索願を出していることを調べた彼は、少女を家族の元へ返すよう言う。怒りを露わにする老人に、青年は少女の未来を占うよう迫る。心が乱れ、手元が狂いそうになりながらも矢を放つ老人。占いの結果を聞いた青年は、少女を外の世界へ連れて行くと宣言する。翌朝、少女を乗せてボートが船を離れていくが、老人はボートにロープを結び、その先を自分の首に巻きつけていた。老人が苦痛に耐えられなくなったその時、異変に気付いた少女が船へ舞い戻る。老人のただならない想いを全身で感じ取った少女は、誰にも祝福されなくても、運命をも超える強い絆があることを知るのだった。老人と少女は婚礼の儀式を行う。最後に老人は、少女をボートに寝かせると、弓を奏で始める。心地よい調べに眠気に襲われる少女と、少女の顔を愛おしそうに見つめる老人。突然、老人は大空に矢を放ち、海の中へと消えていく。その思いがけない行動が、老人と少女を永遠の絆で結ぶのだった。

関連するキネマ旬報の記事

2006年10月上旬特別号

劇場公開映画批評:弓

2006年9月上旬号

作品特集 「弓」:キム・ギドク監督 インタビュー

作品特集 「弓」:作品評