FBI心理分析官(プロファイラー)を目指す訓練生のJD(クリスチャン・スレイター)やサラ(キャサリン・モリス)ら7人は、超難関の最終試験に挑むこととなった。試験の内容は、連続殺人犯をプロファイリングし、その正体を暴くというシュミレーション。試験の様子を内偵するためフィラデルフィア市警の殺人課から送り込まれたゲイブ(LLクールJ)と共に、7人の訓練生たちはヘリコプターで無人島に向かう。彼らを島に残してハリス教官が去った翌朝、シミュレーション捜査を始めたばかりの全員の目の前で、第一の罠にかかった仲間が見るも無残に殺される。自分達の中に犯人がいるのでは、と猜疑心が高まる中、犯人からの次なる殺人予告が届き、一同はパニックに陥る。生き残るために今までの訓練経験を駆使し団結しようとするが、犯人は訓練生たちがFBIで培ってきた能力や行動パターン、彼らの心理までをも完全に読んでいた。訓練生たちの普段の何気ない行動と結びついた緻密に練られた残酷な罠は、次々と訓練生の命を奪っていく。追い詰められていく訓練生たちは、緊張感高まる中、互いの心を読みあい、そして疑いあう。彼らは犯人の正体を暴くことができるのだろうか……。