マックス(ケイデン・ボイド)は夢見がちな10歳の少年。彼は、自分の頭の中で創り上げたヒーローを心の友としていた。それは、サメに育てられたスーパーヒーローのシャークボーイ(テイラー・ロートナー)と、火山で生まれてマグマを自在に操るスーパーヒロインのマグマガール(テイラー・ドゥリー)。マックスは彼らの活躍を綴った夢日記を学校で発表するが、クラスメイトたちにバカにされてしまう。そして、いじめっ子のライナス(ヤコブ・ダヴィッチ)に夢日記を奪われてしまった。翌朝、エレクトリシダッド先生(ジョージ・ロペス)に叱られながらも、マックスは夢日記を取り返すが、中はライナスが描き込んだ落書きだらけになっていた。マックスの怒りが爆発したその時、突然、なんと本物のシャークボーイとマグマガールが教室へと飛び込んでくる。二人が暮らす“よだれ惑星”に危機が訪れ、創造主であるマックスの力が必要だというのだ。ロケットに乗り込んだマックスは“よだれ惑星”に到着。しかしそこは、子供たちの夢を奪おうとしているエレキ魔王(ジョージ・ロペス/二役)の仕業ですっかり荒れ果てていた。彼は、悪の化身・マイナスとなったライナスと手を組み、マックスの夢の世界を破壊しようと企んでいるのだ。マックスはシャークボーイとマグマガールの助けを借りて、“よだれ惑星”を元通りにするために、七つの立体夢世界の試練を攻略する闘いに挑むのだった。