ある日、建築家のジョナサン(マイケル・キートン)の妻・アンナ(チャンドラ・ウェスト)が失踪する。ジョナサンの不安を増長するかのように、ラジオが突然鳴り出した。数日後、アンナの車が発見されるが、彼女の姿はなかった。失意のジョナサンの前に、謎の男レイモンド(イアン・マクニース)が現れ、アンナは既に亡くなっていて、EVP(電磁音声伝達現象)に録音された彼女の声を聞きやって来たと言う。ほどなくしてアンナの遺体が発見され事故死したことが判明する。半年後、ジョナサンは彼女の壊れた携帯電話を捨てられずにいた。そんな中、奇妙にも彼の携帯電話にアンナからのコールが入った。そのことを不可解に思った彼は、怪しいとは感じつつもレイモンドを訪ねる。そこで6ヶ月前に婚約者を失い、EVPを通じて婚約者と接触し癒されているというサラ(デボラ・カーラ・アンガー)と知り合った。ジョナサンは、レイモンドのガイダンスに従い、自身でもEVPの録音を始め、アンナに問いかけ続ける。そんな中、レイモンドが何者かに殺された。EVPの録音・録画を続けていたジョナサンは、ついにアンナの声を聞くことに成功。アンナは人を救出させようとしているかのようにジョナサンを導く。一方、その頃世間では女性誘拐事件が大きな話題となっていた。誘拐された女性も、アンナが助けるよう導いていた女性も、いずれもレイモンドと接触しEVPに興味を持っていたことがわかった。また、サラが苦悶する映像が入り、実際にサラは不可解な事故に巻き込まれる。ジョナサンは、アンナの声とEVPに残されたわずかな映像により、ある埠頭に導かれた。そこには、誘拐事件とサラの事故の原因があった……。