デンマークで列車がおそわれ、50億ドルの金塊が奪われるという事件が起こった。通知をうけたICEのチーフ、マクドナルドは、カメラ片手に女の子にヤニ下がっている、マット(ディーン・マーティン)の尻をたたき、コペンハーゲンに発たせた。ホテルでマットは旅行案内係と称する女、フレヤ(シャロン・テイト)を知った。マットは彼女とともに強盗の頭目と目されるコンチーニ伯爵の邸を訪れたが捕まえられた。特製の毒ガス・カメラで逃げ出したが、次にはユー・ランという女とその一味に襲われ、命からがら逃げ出した。ユー・ランそして伯爵の女リンカ(エルケ・ソマー)が次々とマットをお色気戦法でせめてきた。だが、その度にフレヤがわりこんできた。実は彼女は英国のスパイだった。やがてマットとマクドナルド、そしてフレヤはユー・ランの罠におち一味に監禁されてしまった。その間一味は壁にぬりこめておいた金塊を取り出し、脱出を計った。やっと罠からのがれたマットは組立て式のミニ・コプターを作り、フレヤとともに乗り込み、走る列車に空から襲撃をかけ、首領に迫り、コンチーニ伯爵と大格闘の末、金塊を取り返した。