最終戦後の荒廃した世界。生き残りの兵士ギブソン(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)は、疫病治療の電子チップをインプットするため自らサイボーグとなった女パールを助けたことから、一帯を支配する暴力集団パイレーツから追われることになる。そしてパイレーツの首領フェンダー(ヴィンセント・クライン)こそはギブソンの恋人を殺した相手だった。ギブソンは、途中の村でパイレーツの魔手から生き残った女、ナディ(デボラ・リッチャー)と共に旅を続けるが、執拗なパイレーツの攻撃の前についに運命の対決の時が来た。壮絶な戦いの末、フェンダーを倒したギブソンはパールを仲間のもとに送り届けた上で、ナディと共に再び野蛮な世界に一歩を踏みだすのだった。