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ある歌い女の思い出

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  • 平均評点

    69.5点(4人)

  • 観たひと

    9

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 チュニジア フランス
製作年 1994
公開年月日 2001/2/10
上映時間 127分
製作会社 Cinetelefilms=Magfilm=Mat Films
配給 エスパースサロウ
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

1950年代のチュニジア王政最後の王宮を舞台にした、母と娘の葛藤のドラマ。王宮という密室空間に生きる女性の哀しみを切々と描写する。

あらすじ

歌い女アリヤは厳しい面持ちで恋唄を歌う。宴の席で聞く者は誰もおらず、また恋人ロトフィは宿っている子の出産を望んでいない。鬱々と過ぎ行く日々が続いていた時、ショッキングな知らせが届く。幼少の頃、実の父のように自分を可愛がってくれたシド・アリが死んだというのだ。シド・アリはチュニジア王政最後の皇太子で、アリヤの母ケディージャは王族と来客の前で踊る召使。アリヤは10年振りに王宮を訪ねたが、生気のないうらぶれた風景に消沈する。当時、召使は奴隷同然の身。歌手や踊り子も娼婦と同じようなもの。さらにケディージャはシド・アリの弟と関係を迫られ妊娠する。母の職業や所業に厳しい眼差しを向け、時に反発・軽蔑・否定していたアリヤだが、「娘」が「母」になることによってはじめて、「母」の本当の気持が分かるのだった…。

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