スコットランドの港町。モーヴァン(サマンサ・モートン)は、スーパーマーケットで働く21歳の女性。クリスマスの朝、恋人(デス・ハミルトン)が自殺した。彼がモーヴァンに残したのは、自ら編集した音楽テープと、自作の小説。遺書には、その小説を出版社に持っていくよう記してあったが、モーヴァンは著者名を自分の名に書き換えてから、原稿を郵送。さらに彼の貯金で旅行に行くことにし、友人のラナ(キャスリーン・マクダーモット)をバカンスに誘う。飛行機でスペインへ。だが結局、いつもと変わらないバカ騒ぎの日々を送るだけ。途中でラナとケンカ別れしたモーヴァンは、小説を気に入ったというロンドンの出版社に連絡した。編集者に会うと彼らは出版契約の話をし、モーヴァンのもとに大金が転がりこむことに。地元の街に戻り、小切手を手にしたモーヴァンは、駅のホームへと向かう。そして彼の残した音楽テープをヘッドホンで聴きながら、電車を待つのだった。