宝を求めて王冠島へやって来たものの、海底火山の噴火によってルフィたちと離れ離れになったトナカイの船医・チョッパーは、ひょんなことから島の王・キリンライアンを亡くし悲しみに暮れていた珍獣たちと、島でただひとりの人間の少年・モバンビーによって、新しい王に祭り上げられる。そんなチョッパーと再会したルフィたちの前に、王なる宝を狙う極悪海賊で、モバンビーの父の敵でもあるバトラー伯爵一味が現れた。宝が動物たちの角のどれかに秘められていることを突き止め襲い来るバトラーから動物たちを守る為、王として勇気を振り絞って立ち向かうチョッパー。だが、遂にバトラー一味にキリンライアンの角が奪われてしまう。角の力によって巨獣化したバトラーを退治すべく、力を合わせて戦うチョッパー、モバンビー、ルフィたち。果たして、彼らの活躍によってバトラーは倒され、再びルフィたちと宝探しの冒険へ漕ぎ出して行くチョッパーに代わって、モバンビーが王冠島の新しい王となるのであった。