無敵の男性スーパーモデルのズーランダー(ベン・スティラー)は、最優秀男性モデル賞を3年連続受賞。ところがその座を売り出し中の若手、ハンセル(オーウェン・ウィルソン)に奪われてしまい、落ち込んだズーランダーはモデルを引退し田舎に帰る。だが炭坑夫の父ラリー(ジョン・ヴォイト)や兄弟に相手にされず、再びファッション界へ。そんな矢先、業界トップの実力者ムガトゥ(ウィル・フェレル)から初めて声がかかった。しかしムガトゥの背後にはマレーシア首相暗殺計画が進行しており、ズーランダーは殺し屋に仕立てられようとしていたのだった。彼はフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『リラックス』を聴くと暗殺する暗示にかけられるのだが、すっかり友人となったハンセルの助けでムガトゥの悪事が公にさらされ、マレーシア首相の命は助かる。そしてタイム誌のリポーター、マチルダ(クリスティーン・テイラー)と結ばれたズーランダーは、モデルを引退し、子供学習センターを運営するのだった。