母親を亡くしたマウス(ミーシャ・バートン)は、父の再婚相手とうまくいかず、女子寄宿舎に入り新生活を迎える。同室になったのは、人気者のトリー(ジェシカ・パレ)と、アウトサイダー的なポーリー(パイパー・ペラーボ)。対照的だが仲のいい2人と、マウスは次第に打ち解けてゆく。そんなある朝、マウスが目を覚ますと、ポーリーとトリーが裸で同じベッドにいた。愛し合っている二人の関係を、マウスは自然に受け入れる。しかしある日、トリーの妹とその同級生がベッドのトリーとポーリーを目撃してしまい、激しく動揺したトリーは、両親に知られることを恐れてポーリーを避けるようになる。そしてレズビアンの烙印を払拭するかのように、兄の友人ジェイク(ルーク・カービー)と付き合いはじめる。絶望の底に落ちたポーリーは、ジェイクに決闘を申し入れ、ハヤブサとフェンシングの剣をたずさえてマウスと共に森へ向かう。ポーリーはジェイクの足に剣を突き立てると、激情にかられてその場を立ち去り、校舎の屋上から飛び降り自殺するのだった。