イカ墨同盟=カラマリ・ユニオンのメンバーである15人のフランクは、エイラという約束の地を目指す。彼らはまちまちの方法で挑戦するが、エイラへの道のりは険しい。英語しかしゃべらないペッカ(マルック・トイッカ)も交え、フランクたちはカフェに集まり知恵を出し合う。バスを買うための金を銀行で借りることに決めるが、強盗に間違われる始末。それぞれが悪戦苦闘する中、命を落とす者もあり、次々と脱落していく。ペッカも犯罪者と間違われ、ハンバーガーショップで射殺される。そんな中エイラに辿り着いたロッカーフランク(マッティ・ペロンパー)は、荒れ果てたエイラを見て愕然とする。遅れて到着した2人のフランクは、約束の地の存在をあきらめられずに、エイラの向こう側にあるエストニアへ渡ろうと、小さなボートで大海原へ漕ぎ出すのだった。