春、イギリスの名門パブリック・スクールから、4人の生徒が忽然と姿を消した。18日後、その中から少女リズ(ソーラ・バーチ)だけが戻ってくる。彼女は事件について回想を始める。リズは、学園の人気者であるマイク(デズモンド・ハリントン)とジェフ(ローレンス・フォックス)、美少女フランキー(キーラ・ナイトレイ)の4人で、地理の研究旅行をさぼって週末を楽しく過ごそうと、第二次世界大戦時の防空壕の穴に入った。リズにとっては、片思いの相手であるマイクと親しくなるチャンス。しかし3日目、扉のカギを外しにくるはずだったリズの友人の青年マーティン(ダニエル・ブロックルバンク)が姿を現わさない。完全に閉じこめられた4人は、すべてマーティンの策略だと決めつける。しかし実は、リズが自分でカギを閉めたのだった。マイクの気をひくために。だがそれは裏目に出て、リズ以外の3人は穴の中で死んでしまう。そしてリズは、マーティンを犯人に仕立てるため、彼にカギを持たせて殺害。マーティンは自殺と警察に判断され、リズは邪悪な笑みを浮かべるのだった。