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いのちの地球 ダイオキシンの夏

  • いのちのちきゅうだいおきしんのなつ
  • The Summer of Dioxin
  • The Summer of Dioxin


  • 平均評点

    62.5点(3人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル アニメーション / 社会派
製作国 日本
製作年 2001
公開年月日 2001/8/18
上映時間 82分
製作会社 映画「ダイオキシン」製作委員会(ゴーゴービジュアル企画=マジックバス=アミューズメントメディア総合学院=日本出版販売)(アニメーション制作 マジックバス)
配給 ゴーゴービジュアル企画=共同映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督出崎哲 
監修ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 
アニメーション演出熨斗谷充孝 
脚色小出一巳 
末永光代 
原作蓮見けい 
企画桂壮三郎 
プロデューサー桂壮三郎 
制作プロデューサー三上鉄男 
プロデューサー補木村昌資 
クリエイティブ・プロデューサー小出一巳 
絵コンテ四分一節子 
キャラクター・デザイン四分一節子 
総作画監督清水恵蔵 
作画監督鈴木伸一 
都築裕佳子 
小澤郁 
撮影監督安津畑隆 
撮影アズハタプロダクション 
IMG 
美術監督長尾仁 
美術設定池信孝 
音楽長谷川智樹 
音楽プロデューサー安東義史 
主題歌陣内絵里奈:(「リーンカーネーション」)
音響監督清水勝則 
録音調整西澤則夫 
渋江博之 
音響効果西村睦弘 
編集神谷信武 
監督補四分一節子 
特殊効果遠藤剛彦 
色彩設計小林恵 
製作委員会デスク桂みち子 

キャスト

出演(声)佐久間信子 ジュリア
折笠愛 エンリコ
本田貴子 ルチオ
白鳥由里 マリア
佐々木静香 アンジェロ
井上和彦 安藤史郎
玄田哲章 カーロ市長
水谷優子 アンナ
楠見尚己 ジーノ
幸田夏穂 ミレーナ
小林沙苗 マルコ
室園丈裕 アントニオ
倍賞千恵子 ソニア
上田敏也 ゼル会長
小島敏彦 パルトフォーグル社長
松本大 ヴィーロ
矢田稔 マレーラ博士
遠藤純一 保健所の職員
西村江太郎 守衛
羽多野渉 工員
高橋大介 
富田友康 
林香織 市役所の受付
須藤由美子 ロック社の受付

解説

実際に起こったダイオキシン災害を基に、その恐怖に立ち向かっていく少年少女の活躍を描いた長篇アニメーション。監督は「蒼い記憶 満蒙開拓と少年たち」の出崎哲。蓮見けいによる児童文学を基に、「蒼い記憶~」の小出一巳と末永光代が脚色。撮影監督に「魔法学園ルナ LUNAR! 青い竜の秘密 スッポコ魔法作戦!」の安津畑隆があたっている。声に出演に佐久間信子ら。文部科学省選定、優秀映画鑑賞会推薦、東京都知事推奨作品。

あらすじ

1976年夏、イタリア北部アルプス山脈に近い街・セベソにあるイクメナ工場で爆発事故が発生、周囲に白い灰を降らせた。それは、化粧品や病院用の石鹸を作るのに必要なTCPと言う化学物質で、工場の重役たちの報告では日が経てば消えてしまうものだと言うことだった。ところが暫くすると、TCPを浴びた小動物が次々と死に、やがて人間にも頭痛や湿疹などの影響が出てきた。これに不安を覚えた11歳の少女・ジュリアは、友だちとセベソ少年探偵団を結成。在伊日本人ジャーナリストの安藤と共にイクメナ工場の調査に乗り出し、やがてTCPが枯葉剤の材料のひとつで、その中にダイオキシンが含まれていること、工場側が安全対策を怠っていた為に爆発が起きたことなどを突き止める。しかし、工場や親会社ははぐらかすばかりで責任を認めようとしない。そのうち、化学のヒロシマと呼ばれるようになったセベソの街は危険度によって分断、ジュリアもミラノに疎開を余儀なくされ、探偵団の仲間と離ればなれになってしまうのだった。そして遂に、故郷を奪われ、友達を奪われ、未来を奪われたジュリアたちの怒りは頂点に達し、彼らはイクメナ工場の社長とその親会社であるロック社の記者会見場に乗り込むという強行手段に打って出るが、子供たちの叫びは届くことはなかった。しかし、ジュリアたちは挫けることなく、ダイオキシンについての知識を深め、自分たちの暮らす地球の為に災害をなくそうと誓い合うのであった。

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