幼い頃から花嫁に憧れていたメアリー(ジェニファー・ロペス)は、今やサンフランシスコでトップのウェディング・プランナー。けれど仕事に打ち込む余り、自分自身の恋にはうとく、父親のサルバトーレ(アレックス・ロッソ)はそんな娘を見かね、幼なじみのマッシモ(ジャスティン・チェインバース)との見合い結婚を勧めるが、メアリーは彼に心を開くことができない。そんなある日、大手食品会社の社長令嬢フラン(ブリジット・ウィルソン)が予定している結婚式の仕事が入る。3ヵ月後の式を前に慌ただしい日々を送るメアリーだが、ひょんな偶然で医師スティーヴ(マシュー・マコナヘイ)と出会い、デートをし、たちまち恋に落ちてしまう。しかし、彼こそ顧客フランの結婚相手だったことが分かり、メアリーは心底動揺。スティーヴを責める彼女だが、一方、父サルバトーレは自分が見合い結婚だったことを打ち明け、マッシモとの結婚を懇願するように勧める。やがてスティーヴと和解したメアリーは、彼とフランの恋を応援し、自分は身を引いてマッシモと共に生きる決意をする。しかし結局、その結婚式はキャンセルされ、メアリーはスティーヴと結ばれるのだった。