若きアウトローのロングボー(ベニシオ・デル・トロ)とパーカー(ライアン・フィリップ)は、大富豪チダック(スコット・ウィルソン)が子供を産むのを嫌がる妻フランチェスカ(クリスティン・リーマン)の代わりに、ロビン(ジュリエット・ルイス)という代理母を雇い妊娠させたことを知る。ロビンを誘拐して身代金を取ることを思いついた彼らは、ボディガードを振り切り、なんとか誘拐に成功。メキシコ国境の町サルシプエデスに身を隠し、身代金をチダックに要求する。しかしチダックは実は裏社会の顔役であり、ロングボーとパーカーは彼の刺客たちに命を狙われるハメに陥る。事態はどんどん混乱していき、ロビンは自分の妊娠している子供の父は、実はチダックではないと告げる。やがて銃撃戦が展開。そんな中、ロビンは娼家で帝王切開による出産。銃撃戦がおさまった直後、ロングボーとパーカーは、追ってきたチダックの手下たちに撃たれて死んでしまう。そしてチダックの妻は、自分が妊娠したことを告げるのだった。