ダイアナ・グズマン(ミシェル・ロドリゲス)は、ブルックリンに住む女子高校生。自堕落な父(ポール・カルデロン)と気弱の弟(レイ・サンティアゴ)との3人で暮らしている。日々イライラを募らせていた彼女だったが、ある日、ボクシングを習っている弟の月謝を納めに行った時、自分を求めていたものを見つける。トレーナーのヘクター(ジェイミー・ティレリ)に頼み込み、ボクシングを習いはじめるダイアナ。彼女にとって、最初は怒りの爆発でしかなかったボクシングだが、やがて自己鍛練の大切さを知り、心と体が明らかに変わっていく。やがて彼女は、ボクシング・ジムのスター的存在エイドリアン(サンティアゴ・ダグラス)と恋に落ちる。だが内緒にしていたボクシングを父に知られ、対立。そんな中、ダイアナは、リーグ戦の決勝で恋人のエイドリアンと対決することになる。前代未聞の恋人対決だったが、ダイアナは全力で闘い、勝利を収めるのだった。