クリスマスも近いある日。ロサンゼルスの広告代理店に勤めるバディ(ベン・アフレック)は、出張先の空港で飛行機が欠航となり足止めを食らう。その合間、脚本家のグレッグ(トニー・ゴールドウィン)と知り合い意気投合。バディの便はまもなく出発することになるが、家族の元へと急ぐグレッグにチケットを譲るのだった。しかし、その便は墜落事故となりグレッグは死亡。それから数ヵ月後、罪悪感に苛まれたバディは酒に溺れ、アル中になってしまう。リハビリ施設で健康を取り戻したバディは、グレッグの残された家族を訪ねるのだが、二人の子供を抱えながら悲しみを乗り越え生きる彼の妻アビー(グウィネス・パルトロウ)に惹かれ、正体を告げぬまま親密になっていく。バディはいよいよ真実をアビーに告げようとするが、その直前に、事故当日バディと一夜を過ごした女性、ミミ(ナターシャ・ヘンストリッジ)がアビーに知らせてしまい、アビーは激怒する。しかしアビーは、バディも自分と同じく、辛い経験から立ち直ろうとしていることを理解し、やがて2人は新しい恋に向かって歩き出すのだった。