20XX年、ITとバイオ・テクノロジーを融合し、脳に直接快楽信号を与えることを目的とした体感チップの製造プロジェクト“I.K.U.システム”の研究に取り組んでいた“ゲノム社”は、様々な人間のオーガズム・データを収集すべく、レプリカント技術を総結集して作られたオーガズムコーダー・REIKOをニュー・トーキョーに送り出した。ディジーの監視の下、7体に変身する機能を駆使し、地下鉄やクラブ、イメージ・プレイを楽しむカップルの車などに潜入しては、色々なセックスを通して順調にデータを採集していくREIKO。だが、ライヴァル会社”バイオ・リンク社”のウィルス・エンコーダーであるTOKYO ROSEによって、REIKOはシステムダウンさせられてしまう。そんな彼女を救ったのは、元ゲノム社のオーガズムコーダー・MASHだった。彼女は、REIKOにマスターベーションさせることによって発生したエネルギーで、レプリカントの製作者であるテンマ博士が会社に内緒で設定していたリセットボタンを押させ、システムを再起動させた。こうして、再び任務に戻ったREIKOは性欲旺盛なアキラと交わり、複数のオーガズム・データをゲットすることに成功。バイオ・ディスクを一杯にしゲノム社へと戻ると、全ての任務を完了するのだった。その後、ゲノム社はデータを基に“I.K.U.チップ”を発売。役目を終えたREIKOは、会社を辞めたディジーと共に、ニュー・トーキョーを後にした。そしてもうひとつのエンディングでは、REIKOを監視する役目を終えたディジーが、監視中に知り合ったアキラと共に旅立つ。REIKOの待つ湖を目指して。