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人狼 JIN-ROH

  • じんろう
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  • 平均評点

    72.2点(143人)

  • 観たひと

    257

  • 観たいひと

    16

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル アニメーション / ファンタジー
製作国 日本
製作年 2000
公開年月日 2000/6/3
上映時間 98分
製作会社 バンダイビジュアル=ING作品
配給 バンダイビジュアル=メディアボックス
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督沖浦啓之 
演出神山健治 
脚色押井守 
原作押井守 
エクゼクティブ・プロデューサー渡辺繁 
石川光久 
プロデューサー杉田敦 
寺川英和 
キャラクター・デザイン沖浦啓之 
西尾鉄也 
プロテクトギアデザイン出渕裕 
作画監督西尾鉄也 
副作画監督井上俊之 
作画監督補佐井上純 
古屋勝悟 
銃器設定黄瀬和哉 
車輛設定平松禎史 
撮影監督白井久男 
撮影スタジオコスモス 
美術監督小倉宏昌 
美術設定渡部隆 
首都警エンブレムデザイン高田明美 
音楽ディレクター石川吉光 
音楽溝口肇 
音楽プロデューサー佐々木史朗 
主題歌ガブリアナロビン 
調音住吉真 
音響監督若林和弘 
効果野口透 
編集掛須秀一 
ポストプロダクションスーパーバイザー掛須秀一 
制作担当堀川憲司 
特殊効果村上隆 
デジタルアニメーション松本巌 
山崎嘉雅 
デジタルワークス・スーパーバイザー高井真司 
動画中込利恵 
色彩設定片山由美子 
色指定渡辺陽子 
戸部弥生 

キャスト

出演(声)藤木義勝 伏一貴
武藤寿美 雨宮圭
木下浩之 辺見敦
廣田行生 室戸文明
吉田幸紘 半田元
堀部隆 巽志郎
仙台エリ 阿川七生
中川謙二 安仁屋勲
大木民夫 自衛警幹部
塔部八郎 自衛警幹部
古本新之輔 
松尾銀三 
松山鷹志 
ナレーション坂口芳貞 

解説

架空の戦後の東京を舞台に、政府の策略に翻弄される優秀な兵士とゲリラの少女との愛を描いたSF長編アニメーション。監督は、本作が初監督作となる沖浦啓之。「Talking Head トーキングヘッド」の押井守が自らの原作を基に脚色。撮影監督に「スペーストラベラーズ」の白井久男があたっている。声の出演は、「Talking Head トーキングヘッド」の藤木義勝と「PiCNiC」の武藤寿美ら。ベルリン国際映画祭、ファンタスポルト、ブリュッセル国際ファンタジー映画祭、シンガポール国際映画祭、アヌシー国際アニメーションフェスティバル、ストックホルム国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭出品、第54回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2000・南俊子賞受賞作品。

あらすじ

決定的な敗戦から十数年が経った昭和30年代。首都・東京では、政府の強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増していた。その為、政府は反政府勢力を掌握すべく、国家公安委員会直属の実働部隊・首都圏治安警察機構、通称首都警を設置した。だが、反政府勢力と市街戦を展開しながら治安の番人としての栄誉を独占した首都警は急速に勢力を拡大。その結果、激しい世論の指弾を浴び、孤立を深めつつあった。そんな首都警の特機隊に属す伏は、感情を切り捨て闘争本能のみで生きる狼のような隊員として活躍を続けていた。ところが、赤ずきんなるセクトのメンバーを追跡中、彼は爆弾の運び役をしていた未成年の少女・七生を追いつめながら、一瞬の躊躇いから目前で彼女の自爆を許してしまう。そして、そのことが問題となり彼は査問委員会にかけられ、養成校に戻されるのであった。それから数日後、七生の墓に詣でた彼は、そこで彼女にそっくりな姉・圭と出会う。事件以来、七生の姿が脳裡から離れることのなかった伏は、その後、彼女と度々会うようになり、ふたりはいつしか惹かれ合っていくのであった。ところが、実は圭は七生の姉ではなく、伏の唯一の友人である公安部の辺見が雇った囮だったのである。辺見は七生と同じセクトの元メンバーの彼女が伏と密会しているところを警察に押さえさせ、それをスキャンダルとしてマスコミに売り首都警を解散に追い込もうとしていたのだ。だが、そのシナリオは首都警特機隊副長の半田が対諜報部隊として組織された人狼というグループに、既に先読みされていた。そして、伏もその一員だったのである。彼は、騙されたフリをして逆に公安部や警察庁を騙していたのだ。辺見を初めとする首都警解散を企む人物を次々に殺していく伏。しかし、彼は狼として捨てた筈のある感情から圭だけは殺せなかった。それは、愛…。だが、それを組織が許す筈はなく、彼女は伏の腕の中で人狼のメンバーが放った凶弾に倒れてしまうのであった。

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