リュック(ジェレミー・レニエ)とアリス(ナターシャ・レニエ)は高校生。レイプした男子生徒を殺して欲しいと持ちかけられたリュックは、アリスが深夜に呼び出した同級生の男子生徒を殺害。実行後にリュックはそれがアリスの作り話だと知ったものの、毛布でくるんだ遺体を車に乗せて二人は森へ向かう。遺体を埋めた帰路を見失い、途中で一軒の小屋を見つける。中で食料を漁っていたところへ小屋の主が帰宅し、二人は地下室に閉じ込められてしまう。二人の傍らには埋めたはずの遺体が転がっていた。リュックは地下室から出され、小屋の主に首輪でつながれてこき使われる。その後リュックは食事を与えられるようになり、主と行水で背中を流し会ったり、下半身を交わし会う。一方アリスの脳裏には殺された男子学生の姿がよぎる。アリスは遺体の足がなくなっていることをリュックに告げると、彼はあわてて食べ物を吐き出す。一度は脱出に失敗したが、リュックは首輪を外して主の鍵を奪い、アリスと共に小屋から逃げ出す。滝の下に辿りついた二人は初めて愛を成就させる。追っ手が近づいていることを悟った二人は再び森の中を走り出すが、途中でリュックが動物用の罠に足を挟まれてしまう。一人で逃げ回るアリスは結局警察の銃に倒れた。リュックは護送車に乗せられ、小屋の主も警察に暴行を受ける。主をかばうリュックの叫びも空しく、護送車は現場を離れていくのだった。