ヨガのインストラクターのアビー(マドンナ)は、子供を産む最後の機会と信じて交際した相手と別れた。いっぽう、彼女の親友でゲイのロバート(ルパート・エヴェレット)も友人をエイズで亡くし、失意に沈んでいた。慰め合うふたりはカクテルを飲み過ぎ、勢いで一夜を共にしたが、これが元でアビーは妊娠。ふたりは親友関係のまま、協力して子供を育てることを決めた。こうして息子サム(マルコム・スタンプ)は6歳に。お互いに息子への愛情を注ぎながら平穏な生活を営んでいたふたりだが、アビーがN.Y.の銀行投資家ベン(ベンジャミン・ブラット)と恋におちたことで事態は急変。アビーは彼と結婚し、N.Y.へ移住したいと言い出すが、サムを手放したくないロバートは反対。アビーはある日サムを連れてベンの元へ去り、ロバートは養育権をめぐって裁判を起こす決心をする。だがいっぽう、新生活を始めたアビーはロバートとの生活をなつかしむように。サムもロバートを恋しがっていた。かくしてアビーとロバートのふたりは、親友同士としてわが子を育てるどうか、再び決断を迫られるのだった。