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70.4点(59人)
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112
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レビューの数
11
幸せな夫婦に降りかかった悲劇を綴ったサイレント映画。監督・製作・脚本・編集は「浮き雲」のアキ・カウリスマキ。原作はフィンランドの国民的作家ユハニ・アホの同名作。撮影はカウリスマキとコンビを組むティモ・サルミネン。音楽はサイレント映画の音楽製作で知られるアンシ・ティカンマキ。出演は「浮き雲」のサカリ・クオウスマネンとカティ・オウティネンほか。
田舎の村でキャベツを作ってつましく暮らすユハ(サカリ・クオウスマネン)とマルヤ(カティ・オウティネン)の夫婦。貧しいながらも幸せな彼らの前に突然、都会から来たキザな中年男シュメイッカ(エリナ・サロ)が現われる。シュメイッカは純粋無垢なマルヤを誘惑、彼女は口説かれるままに夫を置いて家出。ところがマルヤは彼に夜の女として売り飛ばされ、辛い毎日が始まる。いっぽう、ひとり残されたユハは怒りと悲しみに沈んでいた。1年後、ついにユハは妻を探しに都会へ旅立つ。探し当てた妻はシュメイッカとの間に子供をもうけていた。ユハはシュメイッカを殺して復讐を遂げると、自らも果てるのだった。
劇場公開映画批評:白い花びら
外国映画紹介:白い花びら
新作紹介:白い花びら
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