天下支配をもくろむ天下会の総帥雄覇(千葉真一)は、占い師・泥菩薩から風と雲なる弟子を手に入れれば天下の事が成るという予言を受けた。雄覇は宿敵である囁人王を倒して彼の息子を風(イーキン・チェン)、さらに鍛冶師一門の長たる歩撃天を殺してその息子を雲(アーロン・クォック)と名付けて、ふたりとも弟子にとった。成長したふたりは雄覇の忠実な弟子となったが、彼らは互いに雄覇のひとり娘・孔慈(クリスティ・ヤン)を愛してしまう。雄覇は宿敵の剣聖(アンソニー・ウォン)との決戦を控え、ふたりを競わせるように命令を下し、さらに風に孔慈との結婚を命じた。これに怒った雲は風と対決。すきをみてふたりとも亡き者にしようとした雄覇だが、制止に入った孔慈が命を落とす。彼女の遺体を持って逃げた雲は雄覇に襲われ、片腕を失ったが、医師・于と彼の娘・楚々(スー・チー)に瀕死の身を救われ、于から腕も与えられた。いっぽう、風は伝説の血葡萄を手に入れるため、亡き父が命を落とした大仏の洞窟に向かい、炎の麒麟を倒す。彼は弟子仲間の霜(マイケル・ツェ)から雄覇こそ父の敵と教えられた。かくして、風と雲はここに団結、雄覇に立ち向かい、死闘の末彼の野望を打ち砕くのだった。