リサイクル会社で働くニック(アレッサンドロ・ニヴォラ)は元同級生のブライス(ジョシュ・ブローリン)とバーで思い出話をしていた。そこへ、セクシーな美女リサ(リース・ウィザースプーン)が現われる。その夜、電話で呼び出されたニックが豪邸へ行くと、縛られたリサが……。4カ月前。ニックはリサと出会った。退屈な日常から抜け出すためにも、彼は父の遺産が入ればリサと町を出られると期待していた。しかし、父は保険に入っておらず遺産はゼロ。ニックは同僚のバリー(ジェミー・マーシュ)の口車に乗り、麻薬の横取り計画に協力させられるが、売人につかまり金を返すよう脅される。困ったニックはリサに協力を頼み、ブライスをだまして豪邸から20万ドル相当の古紙幣を盗もうとしていたのだ。バーにやってきてブライスを誘惑したのはリサだった。レイプをネタに脅し、紙幣を盗んで脱出するはずのリサだったが、ブライスが「帰さない」と言い張る。ニックはリサを殺したふりをして車のトランクに入れ家を出る。ところが、車は麻薬売人に持ち去られ、ニックはリサを人質にさらなる金を要求される。しかし、ニックはこれがバリーの狂言だと気づく。解放される二人。リサは怒るが、ニックの素直な謝罪でもう一度心を開くのだった。