アイリス(サマンサ・モートン)は19歳。母親(リタ・トゥシンハム)と姉ローズ(クレア・ラシュブルック)の3人暮らし。アイリスは母親の愛情がすべてに競争的な優等生の姉に向けられていると考えてむくれていた。そんな矢先、母はガンに冒され、突然亡くなった。大きなショックを受け、喪失感から混乱状態に陥って自分を見失ったアイリスは、夜のクラブヘと足を向け、行きずりの男たちとすさんだセックスライフを送るようになってしまう。そんなアイリスをローズやボーイフレンドは見放し、彼女はますます自虐的な行為へと駆り立てられていく。泥沼の彼女はある日、ついにローズに積年の嫉妬をぶちまけた。すると、姉もなんと彼女に嫉妬を抱いていたことを告白した。彼女は声をあげて泣き、ようやく本当に母の悲しみに向き合えた彼女に救いが見え始めるのだった。