あるトーナメントで、織金と回ることになったマレーシア出身の選手・ビッグベン。織金のミラクルショットに感動した彼は、その後も織金を慕い、日本滞在期間を彼の下で過ごす。ところが、桜子に一目惚れしたベンが彼女にプロポーズ。言葉や習慣の違いから、彼はOKを貰ったと思い込む。しかも、ベンが大富豪の御曹司だったことが分かると、周たちは桜子にベンと結婚するように勧めるのだった。一方、海外遠征・アジアンツアーに参加出来ることになった織金は、桜子のことを心配に思いながらも、娘の勤める旅行代理店から格安チケットを購入して、ツアーに出発する。このツアー戦で優秀な成績を収めれば、夢の全英オープンに招待されるのだ。だが、競馬好きの代理店の木津が織金から預かっていた金に手をつけて、チケットがダメになってしまった。その上、周囲に押されて桜子がベンの元に嫁いでしまう。傷心の織金。しかし、そんな彼の元に、アジアンツアーにシード権で出場出来るとの知らせが入った。韓国、インドネシア、フィリピン、タイ、インド、シンガポールと、各地で好成績をあげていく織金。ところが、幸せに暮らしていると思われていた桜子は、実はベンの第4夫人だったのである。それを知った織金は、アジアンツアーへの出場を棄権。桜子を賭けて、ベンとゴルフ対決することになる。だが、織金はベンに敗退。夢も桜子も失ってしまう。しかし桜子は、ベンを捨て、織金の元へ帰ってくる。こうして、全英オープン出場の夢は潰えるも、織金は愛しのロストボール=桜子を取り戻すのであった。