「毒薬と老嬢」「群衆」のフランク・キャプラが1950年に製作・監督に当たった作品で、1934年、やはりキャプラが映画化「その夜の真心」(Broadway Bill)したマーク・ヘリンジャーの原作の再映画化。脚本はいつもキャプラの作品に協力しているロバート・リスキン、台詞はメルヴィル・シェイヴェルソン「ダニー・ケイの牛乳屋」とジャック・ローズ「腰抜け大捕物」。「宇宙戦争」ジョージ・バーンズと「井戸」のアーネスト・ラズロが撮影を、「シェーン」のヴィクター・ヤングが音楽を担当。主演は「皇帝円舞曲」のビング・クロスビーと「死の接吻(1947)」のコリーン・グレイで、チャールズ・ビッグフォード「烙印」、フランセス・ギフォード、ウィリアム・デマレスト「栄光何するものぞ」、レイモンド・ウォルバーン、ジェームズ・グリースン「タイクーン」、ワード・ボンド「静かなる男」、クラレンス・ミューズ「夜も昼も」、ジーン・ロックハート「哀愁の湖」らが助演する。