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帰ってきたドラえもん

  • かえってきたどらえもん
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  • 平均評点

    80.8点(69人)

  • 観たひと

    195

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル アニメーション / ファミリー
製作国 日本
製作年 1998
公開年月日 1998/3/7
上映時間 27分
製作会社 シンエイ動画=小学館=テレビ朝日作品(製作協力*藤子プロ=ASATSU)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督渡辺歩 
脚色城山昇 
原作藤子・F・不二雄 
製作西岡義信 
プロデューサー増子相二郎 
木村純一 
梶淳 
作画監督渡辺歩 
撮影監督熊谷正弘 
美術監督明石聖子 
音楽菊池俊輔 
主題歌山野さと子:(「青い空はポケットさ」)
録音監督大熊昭 
ミキサー内山敬章 
効果横山正和 
編集岡安肇 
特殊効果前川孝 
色彩設計照屋美和子 

キャスト

出演(声)小原乃梨子 野比のび太
大山のぶ代 ドラえもん
たてかべ和也 ジャイアン
肝付兼太 スネ夫
野村道子 しずか
千々松幸子 ママ
中庸助 パパ
青木和代 ジャイママ
よこざわけい子 ドラミ
巴青子 店員
佐藤ゆうこ 子供

解説

未来の世界に帰ることになってしまったドラえもんと、のび太の辛い別れのエピソードを描いた短編アニメーション。監督は渡辺歩。藤子不二雄(当時)による原作を、城山昇が脚色。撮影を「ザ★ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!」の熊谷正弘が担当している。声の出演に小原乃梨子。

あらすじ

ジャイアンにいじめられては、ドラえもんに泣きついてくるのび太。そんなのび太を見て、ドラえもんは憂鬱そう。実は、ドラえもんが未来の世界へ帰る日が迫っていたのだ。そのことを知ったのび太は、必死でドラえもんをとめようとする。しかし、ドラえもんだってのび太と別れたくない。辛い思いをするドラえもんを前に、のび太はドラえもんを気持ちよく送ってやる決心をする。最後の夜、寝つけないのび太とドラえもんは町へ散歩に出かけた。ところが、ちょっとドラえもんが離れた隙に現れたジャイアンが、のび太に喧嘩を仕掛けてきたのである。ジャイアンに散々殴られるのび太。しかし、決してのび太は負けを認めようとしなかった。負けを認めたら、ドラえもんが安心して帰れない。いつもと違うのび太に、遂にジャイアンは根負けする。そして翌朝、昨夜ののび太の勇姿を見たドラえもんは、安心して未来の世界に帰っていく。それから暫く後、ジャイアンがのび太にドラえもんを見かけたと知らせてきた。喜ぶのび太であったが、実はそれはエイプリルフールにジャイアンとスネ夫が仕組んだ嘘だったのだ。最も残酷ないたずらに憤慨するのび太。彼は、ドラえもんが残していってくれた箱から「ウソ800」を取り出した。これを飲むと、喋ったことが全て嘘になってしまうのだ。早速、ジャイアンたちに仕返しをするのび太。しかし、なんだか心が晴れない。「こんなことをしても、もうドラえもんは帰ってこないんだ」ところが、そうのび太が呟いた時、なんとドラえもんが現れたのである。「ウソ800」の効力が、二人の別れを嘘にしてしまったのだ。大好きなドラえもんを前に、のび太は叫ぶ。「ドラえもんなんか、大嫌い。ずっと一緒にいたくない!」

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1998年5月下旬号

日本映画紹介:帰ってきたドラえもん