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プルガサリ 伝説の大怪獣

  • ぷるがさりでんせつのだいかいじゅう
  • 불가사리
  • Pulgasari

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  • 平均評点

    65.8点(29人)

  • 観たひと

    62

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル SF / アクション
製作国 北朝鮮
製作年 1985
公開年月日 1998/7/4
上映時間 95分
製作会社 朝鮮芸術映画製作所作品
配給 レイジング・サンダー(アジア映像センター 提供)
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督チョン・ゴンジョ 
協力特撮監督中野昭慶 
脚本キム・セリュン 
撮影チョ・センミン 
パク・スンホ 
美術リ・ドイク 
音楽ソ・ジョンゴン 
編集キム・リョンスン 
特撮美術パク・チョンギル 
特殊効果キム・ダクホー 
特撮撮影江口憲一 
特撮美術鈴木儀雄 
特撮照明三上鴻平 
特殊効果久米攻 
操演白熊栄次 
造形安丸信行 
字幕根本理恵 

キャスト

解説

北朝鮮で85年に日本の「ゴジラ」などの特撮スタッフを迎えて製作されながら未公開に終わっていた怪獣映画。以前に正規の形ではないビデオ化もあったが、今回が正式な劇場初公開となる。監督はチョン・ゴンジョ。脚本はキム・セリュン。撮影はチョ・センミンとパク・スンホ。音楽はソ・ジョンゴン。美術はリ・ドイク。編集はキム・リョンスン。特殊効果はキム・ドクホ。特撮美術はパク・チョンギル。日本から協力特撮監督として中野昭慶、プルガサリの着ぐるみの中にはゴジラ俳優として著名な薩摩剣八郎が入るなど貢献したが、どちらもノー・クレジット。出演はチャン・ソニほか。撮影時の監督はシン・サンオク。

あらすじ

高麗朝末期。朝廷の圧制下、腕のいい老鍛冶屋のタクセ(リ・イングォン)は、役人から農民から没収した鉄の農具や釜で武器をつくることを命じられるが拒否して投獄される。死に瀕した彼は、娘のアミ(チャン・ソニ)から差し入れられた米粒を精魂こめて練り、鉄を食うという伝説の大怪獣プルガサリの人形をつくって息絶える。アミが誤って針で指を刺し、血が人形にしたたった瞬間、怪獣プルガサリが誕生した。鉄なら武器でもなんでも食い漁って成長するプルガサリは、人民の強い味方となった。一方、アミの恋人インデ(ハム・ギソプ)は、農民らの先頭に立って反乱軍の指導者となっていた。プルガサリはアミの願うままに朝廷軍も歯が立たない大怪獣となり、反乱軍はプルガサリを先頭に立てて、インガを失った後も勝利を収め続ける。討伐軍の首領ファン将軍(リ・リョンウン)の奸計で罠に陥りもしたが、不死身のプルガサリはついに宮廷を襲い、暴君の王(パク・ヨンハク)を倒した。喜びにあふれかえる人民だったが、国内の鉄を食い尽くさんばかりのプルガサリを前にして再び絶望する。それを知ったアミは、一身をなげうってプルガサリを鎮めるのだった。

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