教会のリハビリセンターで働くジュヴィナル(スキート・ウーリッチ)には、手を触れることで病気を癒す不思議な力があった。盲目の女性を治したのを元詐欺師のインチキ宗教家のビル(クリストファー・ウォーケン)に目撃され、以来、マスコミや宗教家たちに追い回される羽目に。ビルはジュヴィナルに接近するため美人音楽プロモーターのリン(ブリジット・フォンダ)をリハビリセンターへ潜り込ませるが、リンとジュヴィナルはたちまち恋に落ちてしまう。狂信的宗教団体の主宰者オーガスト(トム・アーノルド)も加わり、ジュヴィナルを巡るマスコミ戦争が加熱する一方。しかしテレビ出演が迫るある日、ジュヴィナルから不思議な力がなくなってしまう。はじめは焦るジュヴィナルだが、これ幸いとテレビでその事を告げ、マスコミや宗教団体とおさらばし、リンとの恋に熱中するのだった。