平凡なピアノの調律師のガーフ(金城武)は、ひょんなことで自称小説家のモッヤン(アーロン・クォック)のアパートに住みついた。ところが階上にマンイー(ケリー・チャン)という娘が越してきてピアノの練習を始めて、モッヤンは苦情を言いに行き、その後なぜか姿を消してしまう。いつしかマンイーに恋してしまったガーフだが、マンイーから実はモッヤンにひと目ぼれしてアパートに引っ越してきたと聞かされ、ショックを受ける。やがてふらりと戻ってきたモッヤンはマンイーと仲直りして急接近、彼女と生活を始めてしまった。取り残されたガーフは言い出せない恋心をモッヤンが持っていた原稿用紙に書きとめ始め、3人の新たな人生が幕を開けた。