ホイ(カイ・コー)は夫ハオミン(リー・パオティエン)と離婚することに決めた。ハオミンが突然作家になると宣言し、仕事を辞めてしまったからだ。取りあえず息子トントンを抱えたホイは売り出し中のダンサーの妹ホン(チャン・ユアン)と部屋を交換することにした。ある晩、ホンがパーティーを開いたため、部屋に入れなくなったハオミンは、ホイを訪ねる。復縁をせがむハオミンだが、きっぱりとホイは断った。ようやく新聞のコラムに採用されるハオミンだが、ホンが恋人を連れてきたため、またもや夜の街へ。そこで焼餅を焼いているホイに出会う。トントンの学習費のために夜もこうして働いているのだ。貯金通帳を渡すハオミン、これで無一文になった。ダンサーとしての挫折、妊娠したホンは堕胎をせまる恋人と喧嘩、ハオミンは傷ついたホンを慰めた。そんな優しいハオミンに恋心を抱いたホンはホイに本心を打ち明けるのだった。ハオミンも、またホンを愛していた。そんな気持ちで書き上げた小説が話題になり、祝杯の勢いでハオミンとホンは愛し合うようになった。三人で話し合いが持たれる。毅然とその場を立つホン、その後を追うハオミン。一人残されたホイの中で何かが弾けた。