男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

プライベート・パーツ(1997)

  • ぷらいべーとぱーつ
  • Private Parts
  • Private Parts


  • 平均評点

    56.5点(6人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 伝記 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1997
公開年月日 1997/11/22
上映時間 109分
製作会社 アイヴァン・ライトマン・プロ作品(パラマウント映画=ライシャー・エンターテインメント提供)
配給 UIP
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

ラジオ史上初めて全裸の女性をスタジオに生出演させたり、放送禁止用語を連発したり、自分たちの性の営みをあけっぴろげに告白したりと、型破りなトークで全米メディア界の寵児となった怪人物、ハワード・スターンの自伝的映画。93年に出版されるや200万部以上を売り上げた自伝『プライベート・パーツ』を、自身の主演で映画化。監督は『ゆかいなブレディ一家』(V)のベティ・トーマス、脚本は「ベートーベン2」のレン・ブラムとマイケル・カレスニコ。製作は「SPACE JAM」のアイヴァン・ライトマン、製作総指揮はダニエル・ゴールドバーグ、ジョー・メダック、キース・サンプルズ。撮影は「フィーリング・ミネソタ」のウォルト・ロイド、音楽はピーター・アフターマン、美術はチャルズ・ローゼン、編集はピーター・テスクナーが担当。共演は「34丁目の奇跡」のメアリー・マコーミック、「フェイク」のポール・ジャマッティのほか、ロビン・クイヴァース、フレッド・ノリス、ジャッキー・マートリングと3人の“ハワード・ファミリー”が自身の役で出演するほか、ミュージシャンのAC/DC、オジー・オズボーン、ハマー、スラッシュらミュージシャン、スーパーモデルのキャロル・アルトらが友情出演している。

あらすじ

「俺はおどけているだけなのに、昔からアホ扱いされてきた」。NYに戻る飛行機の中で、ハワード・スターン(ハワード・スターン本人)は自分の過去を振り返っている。NY州ロングアイランドに生まれたハワードは、マンハッタンのラジオ局で技師を務める父親の影響もあり、幼くしてショービジネスの世界へ進む決意を固める。高校生になったハワードは、父親の反対を押し切り、DJの道に。ボストン大学に進んだ彼は、学内放送のDJを担当させてもらうが、学内放送史上に汚点を残したと言われる。女子学生のアリソン・バーンズ(メアリー・マコーマック)と出会い、恋に落ちる。1977年。大学を卒業したハワードは、NY州の小さなローカル局に就職。別の局に移り、ここでDJのフレッド・ノリス(フレッド・ノリス本人)と意気投合し、彼と組んだ番組が人気を呼んだ。ところが、B級女優のブリタニーに誘惑されたことがアリソンに疑われ、彼女と別居する。80年。デトロイトの局に移ったハワードは、アリソンへの思いがストレスになって、遂に放送中にキレてしまう。そして、黒人女性になりすまして交通情報を流しながら「白人を殺せ!」などと過激な発言を連発し、局の幹部をカンカンに怒らせる。そんな時、彼の前にアリソンが現われ、二人は再び永遠の愛を誓う。81年。ハワードの人気は急上昇し、ワシントンDCのロック専門局に雇われる。ここで彼は、ニュース担当の黒人女性ロビン・クイヴァース(ロビン・クイヴァース本人)とセックス談義をすると、彼女が絶妙なトークを返してきた。お互いノリの合った二人は、局幹部の命令など無視してエスカレートするばかり。かつての相棒フレッドも合流し、スタッフのジャッキー・マートリング(ジャッキー・マートリング本人)も加えた4人のチームで欲求不満の女性リスナーのオルガニズムの声を生中継したり、レズビアンのネタを放送したりとやりたい放題。連邦通信委員会や局幹部からのクレームもなんのその。ハワードの番組は、ワシントンDCで最高の聴取率を獲得する。その頃、全米3大ネットワークを誇るNBCは、彼をNYのラジオ局に引き抜く。82年。ハワードは仲間たちと共に移籍。一方、局幹部はハワードがX指定の放送をしていることを初めて知り、局のイメージを守るため、彼をいびり出そうとする。その役目を与えられた重役のケニー(ポール・ジャマッティ)は、あの手この手で彼らの放送を邪魔する。だが、放送禁止用語クイズや性感マッサージの生中継などの過激な放送で対抗し、ついにはNYでも人気を掴むことに成功。ハワードはメディアの頂点を極めたのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1997年12月下旬号

KINEJUN CRITIQUES:プライベート・パーツ

外国映画紹介:プライベート・パーツ

1997年12月上旬号

COMING SOON【新作紹介】:プライベート・パーツ