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ザ・エージェント

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  • 平均評点

    73.3点(510人)

  • 観たひと

    913

  • 観たいひと

    50

  • レビューの数

    61

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1996
公開年月日 1997/5/17
上映時間 138分
製作会社 グレイス・フィルムズ作品(トライスター映画提供)
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

理想主義のスポーツ・エージェントが挫折のどん底で愛する人に出会い、本当に大切なものに気づく姿を描く、ハートフルなサクセス&ラブ・ストーリー。製作・監督・脚本は「シングルス」のキャメロン・クロウ。製作はクロウ、「愛と追憶の日々」の監督ジェームズ・L・ブルックス、同作を手掛けたローレンス・マーク、リチャード・サカイの共同。撮影は「キルトに綴る愛」のヤヌス・カミンスキー。音楽は元『ローリング・ストーン』誌の編集者だった監督らしく、ダニー・ブラムソンの監修の下、ブルース・スプリングスティーン、ザ・フー、ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、エルヴィス・プレスリー、そして監督夫人のナンシー・ウィルソン(オリジナル・スコアも)らの多彩な楽曲が劇中に使用されている。美術は「シングルス」のスティーヴン・ラインウィーヴァー、編集は「JFK」のジョー・ハッシング、衣裳は「パルプ・フィクション」のベッツィ・ハイマン。主演は「ミッション:インポッシブル」のトム・クルーズと「エンパイア レコード」のレニー・ゼルウィガー。共演は「アウトブレイク」のキューバ・グッディングJr.、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のケリー・プレストン、「ジュマンジ」のボニー・ハントほか。96年度(第54回)ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞(トム・クルーズ)、96年度(第69回)アカデミー賞助演男優賞受賞(キューバ・グッディングJr.)。

あらすじ

ジェリー(トム・クルーズ)は全米一のスポーツ・エージェント会社SMIの有能なエージェント。彼は高価な年棒と引き換えに選手の家族やファンの気持ちを犠牲にしてきた自分と会社のやり方は正しいのかと悩み、初心に戻って理想に満ちた提案書を一晩で書き上げ、提出する。だが、あっさり彼はクビになり、あれだけいたクライアントも同僚ボブ(ジェイ・モーア)にごっそりさらわれ、残ったのは落ち目のアメリカン・フットボール選手ロッド(キューバ・グッディングJr.)のみ。しかもジェリーの「僕についてくる者は?」の呼びかけに応えたのは、5歳の息子を抱えて姉(ボニー・ハント)の家に厄介になっているシングル・マザーの会計係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけだった。フィアンセのNLF広報担当エヴリー(ケリー・プレストン)に尻を叩かれたジェリーは、大学フットボールの花形選手フランク(ジェリー・オコネル)をクライアントに獲得せんとし、父親のマット(ボー・ブリッジス)は息子の将来をジェリーに託すと言ってくれた。だが、ロッドを広告業界に売り込もうと気をとられている間に、マットはボブと契約を結んでしまう。落ち込むジェリーに、エヴリーは「負け犬」と冷たく突き放して去る。孤独な彼を包んでくれたのはドロシーだった。離婚経験のある姉ローレルの忠告にも関わらず、ドロシーはジェリーに急速に引かれていき、息子のレイ(ジョナサン・リップニッキー)も彼になついてる。互いを必要としながらもどこか臆病な彼らはある夜、ディナーの帰り、ついにキスを交わし、一夜を共にした。一方、ロッドの契約交渉は決裂し、今シーズン限りで契約選手を辞めてフリー・エージェントになる決意を固めた。もしケガをすればそこで選手生命は終わりだ。「リスクが大きい」と言うジェリーに、ロッドは「俺を信じろ、俺がおまえを信じるように」と言う。ジェリーは収入を絶たれ、ドロシーを雇い続けることができなくなり、彼女は新しい仕事を求めてサンディエゴへ引っ越そうとする。決断を迫られた彼は、出発の直前、彼女に結婚を申し込んだ。二人の結婚生活が始まったが、ドロシーは互いの喜びも悩みも分かち合っているロッドと妻のマーシー(レジーナ・キング)を見るにつけ、自分とジェリーの繋がりが頼りなく思えた。一方、ジェリーに「ハートでプレイしろ」と言われて発奮したロッドは、生まれ変わったように目ざましい活躍を見せる。プレーオフ出場がかかった大事な試合中に猛烈なタックルを受けたロッドは、倒れたまま動かなくなってしまう。だが、意識を取り戻した彼は立ち上がり、観客の大声援を浴び、ヒーローになった。試合後、マーシーからの電話に「愛してる」を連発するロッドを見ているうち、ジェリーはドロシーのことを思い浮かべ、彼女の元へ急ぐ。ローレルを含む恒例の「離婚女性の会」が行われているところへ飛び込んだジェリーはドロシーに「僕らは完璧じゃなかった。君がいてこその僕なんだ」と言い、二人は固く抱き合った。ロッドの契約も決まり、ジェリーとドロシー、レイは本当の家族になれた。

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