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恐怖分子

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  • 平均評点

    77.4点(208人)

  • 観たひと

    308

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    43

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 台湾 香港
製作年 1986
公開年月日 1996/4/26
上映時間 109分
製作会社 中央電視公司=ゴールデン・ハーヴェスト作品
配給 Far East Entertainment Company=ビターズ・エンド=ZEMBUN
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演李立群 李立中
コラ・ミャオ 周郁芬
チン・スーチェ 
クー・パオミン 顧警部
ワン・アン 淑安
リウ・ミン 小強
黄嘉晴 小文

解説

台湾の首都・台北を舞台に、偶然に交錯し合う3組の男女の姿を通して、図らずも他人を傷つけながら生きる、都会人の殺伐たる生きざまを描いた一編。犯罪、いたずら電話、夫婦の不和、不倫といった都会ならではの事象を、鋭敏なタッチで切り取る、緻密な映像と繊細な音響処理が見どころ。監督は本作で“台湾ニューウェーヴ”の頂点に立った、「エドワード・ヤンの恋愛時代」(94)のエドワード・ヤンの監督第4作。製作はリン・ドンフェイ。脚本はヤンと、台湾を代表する若手小説家で、“台湾ニューウェーヴ”の諸作に参加したシャオ・イエ、当時は映画批評家で、のちに監督に転身した「宝島/トレジャー・アイランド」のチェン・クォフー(演出顧問も兼任)の共同。音楽はウォン・シャオリャンで、主題歌を台湾の人気歌手で、当時ヤンの夫人でもあったツァイ・チンが歌っている。出演はヒロインの「望郷/ボートピープル」「夜明けのスローボート」などのコラ・ミャオに加え、「暗戀桃花源」のリー・リーチュン、チン・シーチェ、クー・パオミンら台湾の実力派俳優らが脇を固める。86年台湾金馬奨グランプリはじめ、各国の映画祭で絶賛された。日本ではスタジオ200ほかでの特別上映、および95年のレーザーディスク発売(その後廃盤)のみだったが、今回が劇場初公開。

あらすじ

台北。夜明けの街で、銃声に続きパトカーのサイレンの音が響く。アマチュア・カメラマンのシャオチャン(リウ・ミン)は、恋人のシャオウェン(ホアン・チアチン)を置いて外に飛び出す。不良たちのアジトの古アパートが、警察の手入れを受けたのだ。クー警部(クー・パオミン)率いる警察隊に包囲されたビルの裏から、混血の不良少女、シューアン(ワン・アン)が飛び降りる。足を痛めながらも現場から逃げる彼女の姿を、シャオチャンはカメラに収める。同じ頃、スランプに苦しむ小説家のイーフェン(コラ・ミャオ)は、医師の夫リーチュン(リー・リーチョン)を送り出す。仕事だけが生きがいのリーチュンは、病院で課長のポストを狙って画策中。イーフェンは昔の勤め先を訪ね、元恋人のシェン(チン・シーチェ)と旧交を温め合う。一方、シューアンは収容された先の病院から母親に連れ出され、家に閉じ込められている。苛立つ彼女はいたずら電話を始めた。電話帳で見つけた適当な相手に、脅し文句を並べ立てるシューアン。彼女を撮影したシャオチャンは、これがもとでシャオウェンと喧嘩して、空き部屋になっていた例の古アパートに引っ越す。イーフェンはシェンとよりを戻し、一夜を共にするが、スランプは続く。その矢先、偶然にもシューアンのいたずら電話にイーフェンは出てしまう。リーチュンに話があると脅迫をほのめかす謎の女に不安を抱いたイーフェンは、シェンを呼び出し、相手が指定した場所へ。そこはあの古アパートで、出てきたシャオチャンを見て、イーフェンは立ち去り、そのまま家に帰らなかった。行方不明の妻を心配したリーチュンは、友人だったクー警部に相談する。イーフェンは数日で戻ったが、別居話を切り出す。良き夫と自負していたリーチュンは困惑し悲しむが、彼女を止められない。一方、シューアンは家から抜け出て、ナンパした男とホテルへ。ところが相手の財布を盗んだ現場を見つかって、はずみで男を刺して逃げる。逃げ場と踏んだアジトを訪れた彼女は、シャオチャンに会う。風邪をひいていたシューアンをシャオチャンは看病し、彼女からいたずら電話の一件を聞く。一夜を共にした後、シューアンは不良仲間と立ち去った。シャオチャンは裕福な実家に戻り、兵役通知を受取り、シャオウェンとよりを戻す。しばらくして、イーフェンの苦心の新作が文学賞を受賞、彼女は一躍時の人に。内容は、ある怪電話をきっかけに破綻するすれ違い夫婦のドラマだった。テレビで彼女を見たシャオチャンは、リーチュンに連絡を取り、彼に“真相”を話す。リーチュンはイーフェンに会い、“真相”を話し、彼女を連れ戻そうとするが拒否される。課長もポストも手に入らず、絶望するリーチュン。リーチュンはクーを訪ね、二人で酒をくみ交わす。「課長になった」と嬉しそうに語るリーチュン。夜明け。クーは高いびき、起き上がったリーチュンの目に涙が伝う_リーチュンの主任が路上で射殺される。目を覚したクーは拳銃とリーチュンが消えたのに気づく。リーチュンはイーフェンとシェンのもとへ赴き、シェンを撃ち、イーフェンに威嚇の一弾を浴びせる。そして、シューアンを見つけ、ホテルの一室で対峙する。身構える二人。その時駆けつけたクーがドアを蹴破る_銃声が響く。クーが目を覚ます。彼は浴室で、頭を拳銃で撃ち抜いて自殺したリーチュンを見つける。同じ頃、目覚めたイーフェンは吐き気に襲われる。

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