男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

憂國

  • ゆうこく
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    66.1点(27人)

  • 観たひと

    59

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル 文芸 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/4/12
上映時間 28分
製作会社 ATG
配給
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演三島由紀夫 武山信二中尉
鶴岡淑子 妻・麗子

解説

三島由紀夫が原作、脚色、製作、監督、主演を務めた伝説のアート・ムービー。能舞台に見立てて作られた美術セット、艶かしい愛の交歓シーン、あまりにもリアルな切腹シーン……全編セリフなし、ワーグナーの音楽にのせて、愛と死が緻密に描かれるなど、三島由紀夫の美学が全編に溢れる。そのショッキングな内容と高度な芸術性が話題を呼び、日本のみならず欧米でも高い評価を受けたが、三島没後、上映プリントは焼却処分され、幻の作品と語り継がれてきた。後に密かに三島邸に保管されていたネガ・フィルムがほぼ完璧な保存状態で発見された。

あらすじ

昭和11年、「2.26事件」が勃発。武山中尉は新婚のため、仲間から決起に誘われなかったのだが、皮肉にもかつての仲間たちの鎮圧を命じられる立場になる。国に忠誠をつくし反乱軍を鎮圧することは、親友達を殺すことを意味する。国も友も裏切ることができない武山中尉は、最愛の妻・麗子とともに自ら死ぬことを決意。そして、愛し合う二人の想像を絶する「愛と死の儀式」が始まる。

関連するキネマ旬報の記事

1966年6月下旬号

三島由紀夫の完全犯罪:映画「憂国」とそのヒットを論ず