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母(1948)

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  • 平均評点

    70.0点(2人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1948
公開年月日 1948/8/23
上映時間 78分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演三条美紀 明枝
三益愛子 おマキ
菅井一郎 国三
若原雅夫 
伊沢一郎 銀二
見明凡太郎 刑事
江川宇禮雄 
徳川夢声 検事

解説

「オリオン星座」「三面鏡の恐怖」の中代富士男企画。脚本は「面影」「三百六十五夜(1948)」等東宝で書続けて来た館岡謙之助、監督は「初恋物語(1947)」の小石栄一。主演は「山猫令嬢」のコンビ三益愛子・三條美紀。新人若原芳子が出演する。製作タイトル「濁流を泳ぐ女」。

あらすじ

青春をいためられた女学生圭子が夜の街に落ちて来た。手痛い仲間のジンギで身も心も痛みつけられた彼女に、やさしい言葉をかけてくれた一人の女があった。顔役でオアシスというスタンドのマダムおマキであった。彼女にも圭子と同じ位のめいがあった。明枝といって女子英語塾の四年生だった。おマキは月に一度身寄りのないめいを訪れて、慰めてやるのを唯一の楽しみとしていた--。がこうした日も永くは続かなかった。おマキの前の情夫国三がフトした機縁から現れたのだった。国三は何かをタテにおマキに言寄った「三万円ビタ一文かかさずに出せ」としつこい国三と争う中誤って川に落としてしまった。横浜で進駐軍の家政婦をしていると偽っていた真相は翌朝の新聞で、明枝の前にさらされた。彼女と未来を誓合っていた宮沢という英語塾の教師の前で彼女は打ちくだかれた様に泣崩れた。しかし圭子が国三とおマキの密会談を聞いていておマキを救った。圭子と明枝は同級生であったのだ。圭子に事実をきいた明枝は雄々しく真の母のために弁護台に立った。執行猶予になったおマキに宮沢は母として家に来るようにいった。だが「私の様な薄倖な女を救うために」といってラク町に帰って行くのだった。圭子も与太者から更生した銀二と彼女を迎えてくれていた。

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