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女囚さそり 第41雑居房

  • じょしゅうさそりだいよんじゅういちざっきょぼう
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  • 平均評点

    68.1点(99人)

  • 観たひと

    170

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    21

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/12/30
上映時間 93分
製作会社 東映東京映画
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督伊藤俊也 
脚本松田寛夫 
神波史男 
伊藤俊也 
原作篠原とおる 
企画吉峰甲子夫 
撮影清水政郎 
美術桑名忠之 
音楽菊池俊輔 
録音広上益弘 
照明桑名史郎 
編集田中修 
助監督馬場昭格 
スチール藤井善男 

キャスト

出演梶芽衣子 松島ナミ
白石加代子 大場ひで
荒砂ゆき 及川君代
伊佐山ひろ子 野田朝子
八並映子 我妻春江
賀川雪絵 安木富子
石井くに子 都ローズ
渡辺文雄 郷田
室田日出男 沖崎
堀田真三 古谷
小松方正 
佐藤京一 田所
安藤三男 鳥居
阿藤海 尾形
久地明 風間
林宏 落合
宮地謙吉 稲村
田中筆子 老婆
相馬剛三 警官
高月忠 若い男
小林稔侍 若い男
伊達弘 若い男
笠原玲子 若い女
戸浦六宏 法務省巡閲官
三浦忍 東京管区員

解説

“さそり”シリーズ第二作。“さそり”と呼ばれる女囚ナミのたたかれても屈せず、じっと冷静に待ちながら、刑務所長を象徴とする権力への復讐を描く。原作は“ビッグ・コミック”連載中の篠原とおる原作・画の同名劇画の映画化。脚本は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の神波史男と松田寛夫、監督は脚本も執筆している「女囚701号 さそり」の伊藤俊也、撮影は「ポルノの帝王」の清水政郎がそれぞれ担当。

あらすじ

法務省の巡閲官の面前で松島ナミは刑務所長郷田の隻眼めがけナイフを突き刺す。郷田は辛くも失明をまぬがれ、ナミに対する憎悪はいっそう燃えた。石切場での苦役、輪姦。さすがにナミも半死半生となる。しかし、不死鳥の如くナミは、看主を殺し、女囚のボス、大場らと共に脱走に成功。やがて、とある山小屋に閉じ籠った。女囚の一人、及川が、我子恋しさのあまり独り抜けだし、我が家に戻ったところを網を張っていた看守たちに捕われ、取り引きをさせられる。やがて及川は看守を連れ小屋に戻った、が、ナミに感ずかれ、看守は女囚たちに惨殺されてしまった。再び逃亡。女囚たちは観光バスを乗っ取り、街道を突っ走る。しかし、行手に郷田と警官たちがいるのを知った大塚らはナミを囮として突き落す。逮捕されてしまうナミ。ところが郷田はそのナミに、女囚たちが人質たちと籠る倉庫の中の様子を捜るように命令する。ナミは素直に郷田の言に従い、大場の持っているライフルに残弾はなく、人質は既に殺されていると報告する。警官たちは突撃した。だが、大場のライフルは火を吹き銃撃戦となる……。女囚側は大場一人が辛じて生き残り、人質は全て殺されてしまった。郷田のナミに対する憤りは凄じく腹心の部下に、秘かにナミ殺害を命じ、自分は本省に栄転していった。だが、瀕死の大場の助けでナミは危機をまぬがれ、二人の看守を殺して逃亡に成功。郷田は東京管区長のポストに納まり、エリート官僚ぶりを発揮していたが、真紅なパンタロンスーツに身を固めたナミは、今までの復讐と怨念を込めたドスを深々と郷田の腹に突きさした……。

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