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福の神サザエさん一家

  • ふくのかみさざえさんいっか
  • Sazae-san Plays Cupid
  • ----


  • 平均評点

    42.1点(10人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル コメディ / ファミリー
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/3/28
上映時間 90分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督青柳信雄 
脚本笠原良三 
蓮池義雄 
原作長谷川町子 
製作杉原貞雄 
撮影西垣六郎 
美術北猛夫 
音楽神津善行 
録音鴛海晄次 
照明西川鶴三 
編集庵原周一 
助監督松森健 
振付松原貞夫 

キャスト

出演江利チエミ フグ田サザエ
小泉博 フグ田マスオ
小串丈夫 フグ田タラオ
藤原釜足 イソ野波平
清川虹子 イソ野舟子
白田肇 イソ野カツオ
猿若久美恵 イソ野ワカメ
森川信 敷金一郎
三益愛子 敷金なし
柳家金語楼 山中老人
横山道代 山中みゆき
高田稔 花村
藤間紫 むつ子夫人
江原達怡 辰野
白川由美 タイ子
高島忠夫 鵜の目高助
浜美枝 京子
八波むと志 雲丹
南利明 梶木
由利徹 鯖江
一の宮あつ子 多胡夫人
塩沢とき 横向夫人
丘寵児 交通係の巡査
小沢経子 巡査の妻
沢村いき雄 紙芝居屋の男

解説

サザエさん映画製作十本記念作品。脚本笠原良三・蓮池義雄、監督・青柳信雄、撮影・西垣六郎と「サザエさんとエプロンおばさん」のスタッフ。パースペクタ立体音響。

あらすじ

東邦商事に勤めるフグ田君が次期の人事異動で課長に昇進するかも知れないと噂がたったので母親舟子の助言で、サザエさんは夫の出世のためとばかり花村邸へ出かけた。応接間で夫人を待つ間、イタズラ坊やのタカシ君の相手をしたサザエさんをみて、花村夫人はすっかり彼女を気に入り自分が副会長をしている児童福祉会にサザエさんを推せんした。一方、京都から東京へ移住してきたエプロンおばさんは貸本屋を開業したが、サザエさんが子供相手には無料でと、開放したため収入がないという有様である。そこへ訪ねて来たのが山中老人。これまで仲人を六百五十組をしてきたという話にエプロンおばさんはびっくり。彼女もまた六百五十組の仲人を誇っているだけに、二人は六百五十一組めをめざして競争となった。それに刺激されてサザエさんは、山中老人の孫娘のみゆきさんと、エプロンおばさんの息子一郎君を強引に家に引張ってきて見合をさせることに成功した。若い二人はすっかり意気投合、電撃的に婚約を発表した。これには山中老人とエプロンおばさんもあいた口がふさがらない。こうして、社会福祉や仲人役に専念するサザエさんに、いまや忘れられた形のフグ田君は、人事異動で課長昇進の夢が消えると同僚の雲丹、梶木、鯖江たちとウップンばらしの酒宴をあげて帰宅する有様だった。それを知ってサザエさんも、妻はやはり家庭が大事と主婦の立場に精を出すことにした。さて、今日は敷金一郎と山中みゆきの結婚式。仲人役のサザエさんは、フグ田君がいつまでたっても現われないので気が気ではない。一方、フグ田君はその頃花村専務に呼ばれて、部長待遇で傍系会社へ栄転する話を聞かされて大喜びだ。会場へかけつけたフグ田君から朗報を聞いて二重の喜びにひたるサザエさんは、無事に仲人役の大役を果たすと、一同の拍手に送られて御自慢の歌を披露したのである。

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1961年4月上旬春の特別号

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