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サザエさんの婚約旅行

  • さざえさんのこんやくりょこう
  • The Engagement Trip
  • The Engagement Trip


  • 平均評点

    56.6点(11人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル コメディ / ファミリー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/8/26
上映時間 104分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督青柳信雄 
脚色笠原良三 
原作長谷川町子 
製作杉原貞雄 
撮影西垣六郎 
美術北猛夫 
音楽神津善行 
録音鴛海晄次 
照明下村一夫 
編集庵原周一 
助監督岩城英二 
振付県洋二 

キャスト

出演江利チエミ 磯野サザエ
白田肇 磯野カツオ
松島トモ子 磯野ワカメ
藤原釜足 サザエの父親
清川虹子 サザエの母親
小泉博 フグ田君(サザエの恋人)
安西郷子 悦子(フグ田君の下宿先の娘)
花菱アチャコ 西野万造(サザエの叔父)
浪花千栄子 西野ちえ(サザエの叔母)
藤木悠 西野ノリオ(サザエの従兄)
環三千世 西野ユリ子(サザエの従姉)
頭師正明 ユリ子の弟
竹野マリ 妹タマ子
山田珠代 松子
坂東簑助 磯野本家の伯父(若松)
一の宮あつ子 磯野本家の伯母(若松)
岡田浩 郵便配達夫(東京)
橘美津子 女車掌(若松)
守住清 
佐々十郎 新婚の青年(雲仙)
桜井園子 青年の新妻
仲塚雅哉 番頭(旅館・島原)
水代玉藻 観光バス車掌(大阪)
山田真二 松原君(ユリ子の恋人)

解説

「サザエさんの青春」につづくサザエさんシリーズの第四作。長谷川町子の漫画を、「ろまん化粧」の笠原良三が脚色し、「ちゃっきり金太」の青柳信雄が監督、「大番 (完結篇)」の西垣六郎が撮影した。出演者は第一作からお馴染の江利チエミ・松島トモ子・藤原釜足・清川虹子のメンバーに、花菱アチャコ・浪花千栄子のコンビが加わり、また小泉博・山田真二・安西郷子らも顔を揃える。パースペクタ立体音響。

あらすじ

サザエさんのお父さんに若松のお祖母さんから、お祖父さんの三十三回忌に来てほしいとの手紙がきた。お父さんは、サザエさんの婚約者フグ田君が九州から上京してくる筈なのが中止になりサザエさんがガッカリしていたときだけに、彼女を若松にやる旁らフグ田君と会ってくるようにと、サザエさんとカツオ君を代表として出発させた。途中、相変らずのそそっかしさを発揮して若松へ着いたサザエさんは、三十三回忌の法要の夜も男性に負けじとお酒を飲み踊り出したため伯父さんたちから大目玉を頂戴した。「大阪の叔母さんの旅館で行儀作法を教えてもらいなさい」という伯父さんの言葉にベソをかきそうになっているところへ、フグ田君が休暇をもらって訪ねてきた。フグ田君の案内で、サザエさんは北九州の名所を楽しく回ったが、佐世保へ行く観光船の中で、フグ由君の下宿先の娘でヅカガールの悦子さんに出会ってから様子がおかしくなってきた。フグ田君と親しげに話す悦子さん。サザエさんは面白くないままに北九州一周を終り、カツオ君と帰京することになった。見送りに来たフグ田君は近く大阪へ転勤になると告げた。帰りの汽車が大阪に着いたときサザエさんは何かにとりつかれたように途中下車、叔母さんの旅館へ行った。彼女は、フグ田君の来るまで、ここで働くことにした。ヅカガールで大阪の近くに住む悦子さんに恋人を取られまいと。やがてフグ田君が大阪へ転勤してきた。叔母さん初め揃って宝塚大劇場へ出かけた。姫君に扮した悦子さんが舞台に現れた。フグ田君の猛烈な拍手。サザエさんは急に席を立って表へ出た。驚いたフグ田君は後を追いかけ、「僕が好きなのはサザエさんだけだよ」と婚約指輪をその指にはめてやった。

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