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大利根無情

  • おおとねむじょう
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  • 平均評点

    60.0点(1人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/2/12
上映時間 59分
製作会社 松竹京都映画
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督的井邦雄 
脚本柳川真一 
製作島津清 
撮影竹野治夫 
美術大角純一 
音楽大森盛太郎 
録音福安賢洋 
照明寺田重雄 
編集太田和夫 

キャスト

出演田村高廣 機屋の直太郎
三波春夫 平手造酒
近衛十四郎 笹川の繁蔵
川口京子 おみち
紙京子 おしま
名和宏 伊佐三
永田光男 飯岡の助五郎
天王寺虎之助 桑山盛助
雲井三郎 不動の徳兵衛
堺駿二 源六
天野刃一 岩吉
滝祐児 音松
石井富子 みなとやの酌婦お峯
北川昌枝 みなとやの酌婦
西村公恵 みなとやの酌婦
永井三津子 みなとやの酌婦
花ノ本寿 佐吉
宮嶋安芸男 チョロ松
乃木年雄 花会の親分衆
井上晴夫 花会の親分衆
水上杢太郎 花会の親分衆
静山繁男 花会の親分衆
宇野健之助 花会の親分衆
簑和田敏 助五郎の乾分
永井邦近 助五郎の乾分
浅岡襄 助五郎の乾分
ヤサカ俊夫 助五郎の乾分
高見孝三郎 助五郎の乾分
光妙寺三郎 繁蔵の乾分
佐藤賢 繁蔵の乾分
月原一夫 繁蔵の乾分
三島清志 繁蔵の乾分
宮武要 繁蔵の乾分
春日昇 繁蔵の乾分
川本治正 徳兵衛の乾分
林健二 徳兵衛の乾分
依田智臣 徳兵衛の乾分

解説

柳川真一のオリジナル・シナリオを、「待っていた花嫁」の的井邦雄が監督した股旅もの。撮影は「「通夜の客」より わが愛」の竹野治夫。

あらすじ

親分無しの旅人機屋の直太郎は、大利根の貸元不動の徳兵衛の手から茗荷屋の看板娘おみちを救ったことから、用人棒平手造酒とわたり合う羽目になった。八州見廻役桑山がおみちに惚れていることを知った徳兵衛は、おみちを桑山に進じて己が利を得ようとしたのである。これを知る造酒は直太郎から刀を引いた。直太郎は飲み屋“かとり”で伊佐三という板前の兄をさがしに来たおみちに再び会った。伊佐三は飯岡で桑山の手下をつとめる助五郎の妾おしまの許で板前をつとめていた。徳兵衛の失敗を知った助五郎は、自ら兄をさがして飯岡に来たおみちを捉えるべく待ちかまえていた。おみちは直太郎の手で伊佐三の許に無事送りとどけられた。おみちと別れた直太郎は淋しかった。大漁祝いの夜、助五郎の用人棒になった造酒と直太郎は仲良く杯を交した。おしまと伊佐三は人目を忍ぶ仲だったが、助五郎に感づかれた二人は旅支度をした。駈けつけた助五郎はおしまを許す代りにおみちをよこせと言う。直太郎と造酒にスリの源六が知らせた。途中、二人は助五郎に騙し斬りされた伊佐三の口から、おみちが助五郎の別宅に連れ去られた事を知った。数刻後、おみちを抱きすくめようとした桑山は、乗り込んだ直太郎に斬られた。助五郎一味の手を逃れた直太郎とおみちは笹川に帰る途中の繁蔵に救われた。助五郎は繁蔵を仆すべく笹川を襲った。大利根河原に飯岡勢と笹川勢は対決した。おみちの手をふりきって、直太郎も戦った。戦いは飯岡方に見切りをつけた平手造酒の加勢によって逆転した。繁蔵はじめ造酒、おしまたちに見送られた直太郎は、おみちとともに堅気の道を歩み出した。

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1960年2月下旬号

日本映画紹介:大利根無情